アーリーリタイアの失敗とはどんな状況か?失敗を回避することはできるか?

アーリーリタイア

アーリーリタイアの失敗とは?

アーリーリタイアを実現し後悔している方をネットで見かけます。

行きたくない会社を辞め、自由な時間を手に入れたにも関わらず、なぜ失敗と思い後悔するのでしょうか?

具体的な実例を3つ紹介するとともに、失敗を回避する方法を一緒に考えてみましょう。

アーリーリタイアの失敗① 早々に資金不足に陥る

FXで1億円の資産を築いたAさんは、35歳でアーリーリタイアを実現しました。

会社時代は、副業感覚で気楽に行っていたFXも、アーリーリタイア後のあり余る時間を活用しFXに専念しました。

FXにも波があるのでしょう。

副業感覚で行っていた頃は、精神的にも余裕があり利益を上げていたFXも、いざ本業となると思うように収益が上がらなくなりました。

資金が減ると焦りが生じ、その焦りが雪だるま式に負けを生み出し、負のスパイラルに突入します。

1億円あったアーリーリタイア資金は、僅か1年で2,000万円程まで目減りしました。

Aさんは、ここで失敗に気付きました。

今は、警備会社で夜勤のバイトをしながらセミリタイア生活をしています。

①の失敗を回避するためには?

アーリーリタイア資金を使ってFXや投資をした場合、途中でアーリーリタイア資金がショートする可能性があります。

Aさんは、FXで積極的な投資をしたため、僅か1年でアーリーリタイア資金の多くを失いましたが、投資信託等で長期的な投資を行った場合も、損失を被ればアーリーリタイアの道半ばで資金をショートさせる恐れがあります。

過度な投資は控えるべきなのかも知れません。

35歳でのアーリーリタイアは、仮に1億円の資金があったとしても実現は難しいものと考えます。

Aさんもそれを感じていたことでしょう。

だからこそFXで増やそうとしたのかもしれません。

10年後の45歳であれば、生活レベルにもよりますが、1億円の資金があればアーリーリタイアは可能かと思われます。

45歳であれば、厚生年金を20年以上掛けているので、それなりの年金収入があることでしょう。

35歳に比べ45歳でのアーリーリタイアは、その資金面でのハードルが確実に低くなります。

やはりアーリーリタイアは、辞めるタイミングが重要かと思われます。

アーリーリタイアの失敗② 孤独感に襲われ後悔する

会社員で独身のBさんは、45歳でアーリーリタイアを決断しました。

生活自体の心配はないのですが、肩書きのない無職となり、それまでいた友人とも疎遠になってしまいました。

新たな友人を見つけようとしても、無職であることに引け目を感じ、なかなか行動を起こせず、いつしか孤独感に襲われるようになりました。

会社員時代には、感じることのなかった孤独感、肩書きのない無職という劣等感。

アーリーリタイアしたことに、後悔と失敗の念に駆られる日々を過ごしています。

 

②の失敗を回避するためには?

アーリーリタイアのデメリットの一つが、肩書きのない無職になることです。

会社だけが肩書きでないことに、まず気付きましょう。

今の世の中、肩書きなど「ちっぽけ」なものです。

そもそも、会社員時代に友人がいたのでしょうか?

職場の人間や仕事上の付合いを友人関係と錯覚していたのかも知れません。

「無職」に引け目を感じるなら、ボランティアでもしてみるといいでしょう。

同じような人と出会うケースが高まります。

また、セミナー等を受講するのもいいでしょう。

自分と同じような志や悩みを持った人が集まります。

積極的に声を掛ければ、友人の作りやすい環境下と思われます。

アーリーリタイアの失敗③ 痴呆症になった親の介護

アーリーリタイアの失敗例としては相応しくないかもしれませんが、このようなケースもあることを理解しておく必要があります。

独身で一人っ子のCさんは48歳の時、リストラで上乗せされた退職金を資金にアーリーリタイアを決断しました。

地方に住む両親と一緒に住むことで、アーリーリタイア資金は十分なものと考えていました。

Cさんがアーリーリタイアした2年後、70代の母ががんで他界しました。

その後。70代後半の父親との二人生活が始まります。

母を失った父は1年も経たずに痴呆症になってしまいました。

痴呆症の父の介護は、いつまで続くのでしょうか?

③の失敗を回避するためには?

親の介護は、ある意味一人息子の果たすべき義務かもしれません。

この問題は、アーリーリタイアの問題ではなく「介護問題」かと思われます。

高齢の両親と一緒に住む時点で、介護する覚悟が必要だったことでしょう。

資金面で問題がなければ、施設等の入所を検討するのかもしれません。

資金面で問題があれば、親の介護を「新たな仕事」だと思い全うするしかないのでしょう。

ただ、高齢者の身内の介護は、想像を超える精神力と労力が必要です。

それも人生なのかも知れません。