「追い出し部屋」と呼ばれる扱いも60歳以降はあたり前?

定年

2019年6月15日

東芝が100%出資する主要子会社にこの春、新しい部署ができた。そこには希望退職に応じなかった社員らが集められ、社内外の多忙な工場や物流倉庫で単純作業を命じられている。東芝は「適切な再配置先が決まるまでの一時的措置」だと説明するが、社員からは「退職を促す追い出し部屋だ」との反発が出ている。

出典:朝日新聞DIGITAL 東芝系社員、退職拒み単純作業 「追い出し部屋」と反発

 

記事によると勤続10年以上、45歳以上を対象に希望退職を募集、それを拒んだ約20人が、所謂「追い出し部屋」へと異動になったようです。

それまで技術管理や営業、事務などの仕事をしており、多忙な工場や倉庫での単純作業を命じられたことで問題視されています。

東芝社員の立場や経緯からみれば、「追い出し部屋」なのかもしれません。

この記事を見て思ったのは、

60歳以降の再雇用であれば、あたり前のことかも知れません。

45歳以上の現役サラリーマンから見れば「追い出し部屋」ですが、60歳以降であれば立派な再雇用先だと思われます。

企業の60歳以降の再雇用は、現役時代には「追い出し部屋」とも思える処遇をしっかりと受け入れなければなりません。

70歳雇用を歓迎するサラリーマンが多く見られますが、現役と同じく70歳まで働ける訳でないことを理解しているのでしょうか?

現状65歳定年制ですが、多くの企業が再雇用による65歳までの雇用体系をとっています。

60歳からは社員ではなく、嘱託社員として働くのが一般的でしょう。

当然ながら賃金も大きく下がります。

しかも、現役時代には「追い出し部屋」とも思える処遇を受入れる覚悟が必要です。

65歳雇用の現状を知り、70歳雇用を歓迎しているのであれば問題ありません。

70歳雇用とは、そんな状況が5年延長するに過ぎません。

企業によっては、65歳まで定年延長しているところもあります。

しかしながら、70歳雇用となれば再雇用となることでしょう。

70歳雇用と言われても、60歳以降は先が見えないと言っていいでしょう。

50代であれば、あと数年のことです。

もう会社に頼る人生、辞めませんか?