1月19日放送のテレビ東京「日経スペシャル カンブリア宮殿」でウタマロ石けんを知りました。
廃盤の危機からV字回復した販売戦略について紹介されていましたが、その中でウタマロ石けんを使用した「お客様の感謝の声」が紹介されていました。
洗剤なので汚れを落としてあたり前なのですが、驚きの洗浄力に顧客がペンをとり製造元に感謝の手紙を送るのは余程のことに思えます。
それからウタマロ石けんが気になっていました。
5年前、友人と自宅で焼肉を食べたのですが、絨毯に焼肉のタレを溢しシミになってしまいました。
様々な洗剤を使いシミはだいぶ薄くなったのですが、それでも目立ちます。
先日、ホームセンターに行きウタマロクリーナーを購入しました。
ウタマロクリーナーは中性洗剤です。
中性洗剤は一般に、アルカリ性のものに比べ「油汚れ」に弱いと言われています。
しかしながらウタマロクリーナーは、油汚れもしっかり落とすことができ、キッチンまわり、お風呂、トイレ、窓ガラスのガンコな汚れ、その他水拭きできる家具・床・壁紙など家中のお掃除に使えることが特長です。
ただし、水拭きできない家具等一部使用できないものもあります。
ウタマロクリーナーは、家中のお掃除に使える万能クリーナーですが、絨毯の汚れをとるとの記載は見られません。
洗濯石けんの製造メーカーが作った洗剤、繊維の汚れには強いはず!と勝手に思いました。
シミに直接噴射し雑巾で擦ると、嘘のように汚れが取れました。
絨毯は20年以上使用し経年で黄ばんでおり、擦るとその黄ばみまでが白さを取り戻してしまいます。
あまり念入りにシミを取ろうとすると、逆にその部分が新品の白さを取戻してしまう為、逆に目立ってしまう恐れがあります。
その洗浄力には本当に驚かされます。
ウタマロ石けんには、弱アルカリ性で「蛍光増白剤」が配合されており、白い衣類にはその威力を発揮しますが、色柄物は色落ちや変色する可能性があります。
当初はウタマロ石けんでシミを取ろうと考えていましたが、蛍光増白剤による色落ちや変色を懸念していました。
中性のウタマロクリーナーには、蛍光増白剤が配合されていないものと思われます。
(ウタマロ石けんは成分表に蛍光増白剤の記載がありますが、クリーナーの成分表に記載がありません)
絨毯のシミには、ウタマロ石けんではなく、ウタマロクリーナーの方がいいよう思われます。
ウタマロクリーナーの用途には、特に「絨毯」に関する記載がありませんので、あくまでも自己責任でお試し下さい。