全国7カ所旅行業者向け説明会が終わるのは26日!22日スタートGoToトラベル

独り言

2020年7月21日

観光需要の喚起策、「Go Toトラベル」が22日から始まるのを前に、キャンペーンへの参加を希望する旅行会社などへの説明会が開かれ、政府が旅行を控えるよう呼びかけている若者や高齢者の団体旅行をめぐって、年齢や人数など具体的な線引きが分からないといった質問が相次ぎました。

「Go Toトラベル」の事務局が21日午後、都内で開いた説明会には、東京近郊の旅行会社や宿泊事業者らおよそ130社が参加し、感染防止策の徹底など、参加するための条件が説明されました。

事務局によりますと、事業者からは、旅行を控えるよう呼びかけている若者や高齢者の団体旅行について、年齢や人数などの具体的な線引きや、東京が対象から外れたことを受けて、旅行者全員の住所確認をどう行うのかなどについて質問が相次いだということです。

これに対し担当者は、団体旅行の人数などの具体的な線引きはなく、各社の判断になると説明したということです。

説明会のあと、都内で旅行会社を経営する男性は「同業者はみんな混乱していると思う。住所確認の方法など疑問点がたくさんある。感染が拡大している状況で旅行しようという人は多くないと思うので、自分の会社では9月ごろから参加しようと考えている」と話していました。

出典:NHK NEWSWEB Go To説明会“年齢や人数 線引き分からない”質問相次ぐ

GoToトラベル事業の運営委託先であるツーリズム産業共同提案体は、旅行業者向けに「Go Toトラベル事業 説明会」を7月21日~26日にかけて全国で開催します。

参加費は無料ですが、参加できるのはJATA(日本旅行業協会)会員会社、ANTA(全国旅行業協会)会員会社、旅行業登録のある旅行会社、OTA、宿泊事業者の従業員等各社1名となっています。

■東京会場
イイノホール&カンファレンスセンター
7月21日(火) 10:00~11:30(130名)
7月21日(火) 14:00~15:30(130名)
メルパルクホール
7月22日(水) 10:00~11:30(770名)
7月22日(水) 14:00~15:30(770名)
7月22日(水) 17:00~18:30(770名)

■札幌会場
札幌パークホテル3F パークホール
7月23日(木・祝) 10:00~11:30(240名)
7月23日(木・祝) 14:00~15:30(240名)

■仙台会場
トークネットホール仙台(仙台市民会B1階 小ホール)
7月24日(金・祝) 10:00~11:30(250名)
7月24日(金・祝) 14:00~15:30(250名)

■名古屋会場
ANAクラウンプラザホテル クラウンコート名古屋7階 ザ・グランコート
7月25日(土) 10:00~11:30(270名)
7月25日(土) 14:00~15:30(270名)

■大阪会場
ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンターホール A + B + C
7月25日(土) 10:00~11:30(370名)
7月25日(土) 14:00~15:30(370名)
7月25日(土) 17:00~18:30(370名)

■福岡会場
JR九州ホール
7月26日(日) 10:00~11:30(240名)
7月26日(日) 14:00~15:30(240名)

出典:日本旅行業協会

各社1名とは言え、実に多くの旅行業者が集まる説明会です。

会場の広さはわかりませんが、「3密」にはならないのでしょうか?

一方的な説明であれば、何も大勢集まることなくネット配信すればいいよう思えます。

全国の事業者向け説明会が終わるのは7月26日です。

実質7月22日からのGoToトラベルの実施はそもそも無理な話でしょう。

割引対象の事業者登録は27日ごろに開始され、23日からの4連休を含め少なくとも5日間は、消費者は割引を受けられるかが分からないまま、事業者を選ぶことになります。

又、システム的に間に合わないことも赤羽大臣は述べています。

見切り発車の理由を「関係団体から強い要望があった」と説明していますが、本当にそうなのでしょうか?

週刊文春が「Go Toキャンペーン」を1895億円で受託した団体が全国旅行業協会会長の自民党の二階俊博幹事長らに約4200万円を献金したと報道しています。