国会の本会議や各委員会は暇なのか?与野党議員が本やスマホで時間つぶし

独り言

国会の審議中に、議員が娯楽小説を読んだり、スマートフォンで趣味のウェブサイトを閲覧したりする行為が横行している。毎日新聞が新型コロナウイルス対策の審議など国民の関心の高かった5、6月の本会議や各委員会で調査したところ、こうした行為を少なくとも10件確認した。国会は規則で議事と無関係な書籍などを読む行為を禁じている。

毎日新聞は、黒川弘務・東京高検検事長(当時)の定年延長問題で注目された5月13日の検察庁法改正案の審議中に、平井卓也・前科学技術担当相(自民)がタブレットでワニの動画を約5分閲覧している様子や、大西宏幸議員(同)が戦記小説を堂々と読んでいる様子を確認して報道した。この後、衆参の本会議や各委員会を任意に選び、同様の行為がないか傍聴席から調べた。  調査の結果、自民党の衆参議員7人と立憲民主党の衆院議員1人の計8人が議事とは明らかに無関係な小説やスマホ画面などを閲覧していたことが判明した。野田聖子・元総務相(自民)は話題のノンフィクション「女帝 小池百合子」を、義家弘介副法相(同)はスパイミステリー小説を熟読。スマホを触って健康商品(セサミン)のモニターに応募する議員の姿も。

出典:毎日新聞 国会のモラル崩壊 野田聖子氏は「女帝」熟読、義家副法相はスパイ小説 野党議員も

歴史的な事態であるコロナ禍にあっても、国会は閉会中です。

安倍首相は「緊急事態再宣言は不要」検査能力強化で万全を期すと言っていますが、これでは無策で事態を見守る状況です。

感染が過去最多となる中、マスクを着用することなく「緊急事態宣言は不要」と言うのであれば、しっかりとした根拠を国民に説明すべきでしょう。

政府のやる気が全く感じられません。

「国会のモラル崩壊」と題された報道ですが、政府だけでなく国会議員も全くやる気がないよう伺えます。

国会の本会議や委員会でこのあり様なら、普段の職務状況も疑われます。

国会を開かないのであれば、もう政府は何もしないで下さい。

何かすればGotoキャンペーンのように混乱を招くだけです。

都道府県の知事など、地方に「権限」と「財源」を与えて、本やスマホを見ることをお勧めします。