お金か?人生観か?アーリーリタイアの決断は2者択一の問題です

アーリーリタイア

アーリーリタイアの問題はお金だけではない

アーリーリタイアを目指す人の多くは、お金があれば自由に好きなことができると思われがちです。

しかし、お金があるからといって幸せになれるとは限りません。

アーリーリタイア後の人生には、自分の役割や価値観、社会との関わり方、時間の使い方など、様々な問題が待ち受けています。

会社で働き、仕事だけに集中していたら、自分が本当に何をしたいのか、どんな人生を送りたいのか、見失ってしまうかもしれません。

お金があればアーリーリタイアの決断は容易なのかもしれません。

ただ、アーリーリタイア後の人生が有意義なものになるかは別問題です。

アーリーリタイア後を含め人生を有意義にするには、人生観が必要となります。

お金より大切な人生観

アーリーリタイアを成功させるためには、お金だけでなく、自身の人生観を明確にすることが必要です。

人生観とは、自分が何を大切にして、どんな価値を追求して、どんな意味を見出して生きるかということです。

人生観があれば、アーリーリタイア後も目標や方向性が見えて、充実した日々を送ることができます。

又、アーリーリタイア後の不安や空虚感に苛まれることはないでしょう。

アーリーリタイアを決断する時、人生観があればお金の問題は二の次となることでしょう。

人生観を重視するならいち早くアーリーリタイアを決断しよう

人生観を重視するなら、いち早くアーリーリタイアを決断することをお勧めします。

人生観は時間とともに変化するものであり、今の自分が望む人生と将来の自分が望む人生は必ずしも一致するものではありません。

今、特に人生観が見当たらないのであれば、アーリーリタイアをしない方がいいでしょう。

会社で働いている間でも、人生観は変わることがあります。

その時が、アーリーリタイアを検討する時期なのかもしれません。

人生観と一言でいっていますが、人の価値観は多様で人の数だけ人生観は存在します。

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健康であれば、時間といた概念を余り気にせずに生きているのかもしれません。

自身の両親は、どちらも半年、1年と余命宣告され癌で亡くなりました。

その日は、本当に突然にやってきます。

当時会社員であった自身が、もし余命宣告されたら、働ける間は仕事を継続するかどうか考えました。

生きていることは当たり前ではありません。

貴重な人生の時間を会社に縛られることなく自由に生きたい。

仮に自身が余命宣告されても、後悔のない人生を送りたい。

自身は「お金」と時間という言わば「人生観」の2者択一の問題を解き、会社を辞めることにしました。

人生観と言えば、難しいもののように思われがちですが、これが自身のちっぽけな人生観です。

ちっぽけな人生観でも、自身はアーリーリタイアをしたことに後悔することは今後もないことでしょう。