言論の自由を評価する「世界報道自由度ランキング」!米国は45位、日本は?

独り言

4月21日、国境なき記者団(国際言論監視団体:RSF)が、各国の「言論の自由」の水準を評価する「世界報道自由度ランキング」を公表しました。

問題の「日本」は66位で昨年よりも順位を一つ上げました。

アジアのトップは「韓国」で42位、「台湾」が43位と日本を上回っています。

昨年、民主主義のための集会などで言論の自由が萎縮したと評価される「香港」は80位でした。

「中国」は177位、「北朝鮮」は最下位の180位でした。

 

「国境なき記者団」は、言論の自由(又は報道の自由)を監視する非営利団体です。

1985年、フランスの元ラジオ局記者ロベール・メナールによってパリに設立されました。

世界180カ国のジャーナリズムの現実を評価し、毎年「世界報道自由度ランキング」を公表しています。

さて、気になる1位は?

1位「ノルウェー」 4年連続で首位を守っています。

以下10位までを紹介すると、

2位 フィンランド
3位 デンマーク
4位 スウェーデン
5位 オランダ
6位 ジャマイカ
7位 コスタリカ
8位 スイス
9位 ニュージーランド
10位 ポルトガル

日本にいると、報道の「不自由」と余り感じたことはありませんが、ニュースを見ても同じ内容のものが多く、放送禁止用語も存在します。また性描写等に関しても上位国よりも遅れているよう思えます。

国境なき記者団によると、

日本は、従来から記者クラブ制度を「排他的で報道の自由を阻害している」と批判されており、2011年の福島第一原子力発電所事故に関連した「報道規制」や「特定秘密保護法」等、政府の情報公開の不透明さ、法律による報道の公平性の維持に対して警告が発せられています。