家計の支出項目とFP資格の学習項目
家計の支出項目とは、具体的には家計簿をイメージするのがいいでしょう。
家計の支出項目において、FP資格の学習項目がどれくらい関与するのか?
生活費と固定費に分けて見ていきます。
生活費
家計の支出項目 | FP学習項目 | 具体例 |
食費 | × | |
日用品 | × | |
被服費 | × | |
娯楽費 | × | |
交通費 | × | |
医療費 | ○ | 医療費控除等 |
交際費 | × | |
こづかい | × | |
生活費においては、辛うじて「医療費」が該当する結果となりました。
FPが関与する項目は、ほぼないと言っていいでしょう。
固定費
家計の支出項目 | FP学習項目 | 具体例 |
住居費 | ○ | 住宅ローン等 |
電気代 | × | |
水道代 | × | |
ガス代 | × | |
通信費 | × | |
保険費 | ○ | 生命保険等 |
税金 | ○ | 固定資産税等 |
教育費 | ○ | 学資保険等 |
固定費に関しては、FP学習項目が関与してきます。
やはり、固定費における「保険の見直し」は、家計を見直す上で重要な位置付けにあります。
生命保険、医療保険、がん保険、自動車保険、火災保険等、個人年金保険等、様々な保険に加入されている方もいることでしょう。

「保険費」と一項目だけど、見直す内容は多いかも・・・・
光熱費である電気代・ガス代については、自由化に伴い見直すことができるようになりました。
家計を見直す上で、是非とも手を掛けたいところです。
通信費には、インターネット回線や携帯電話料金等があります。
家計に占める割合が比較的大きいので、ここも是非とも手を掛けたいところです。
最後に
FPの概念の中に、「節約」とか「省エネ」と言ったものはありません。
家計を管理する上では、必要なものと思われます。
支出削減の定石は、やはり「固定費」の削減です。
従来は「保険の見直し」が主流でしたが、今後は「光熱費」と「通信費」の見直しが必須となることでしょう。
誤解しないで欲しいのが、あくまでもFP資格を取得する上で学習するかしないかの話です。
携帯電話料金の削減を手掛けるファイナンシャルプランナーの方もいることでしょう。
家計の見直しは、老後の年金生活を迎えるにあたり必須の課題と言えます。