水道光熱費はあなたしか知らない家庭固有の費用
水道料金、電気代、ガス代(都市ガス・LPG)、灯油代などを総称した言葉です。
各家庭により、その構成は異なります。
一般的に、水道料金と電気代は共通するものと思われます。
後は、個々の家庭の設備によって異なります。
ガスコンロがあればガス代が掛かり、灯油ストーブがあれば灯油代が掛かります。
家族構成によっても、使用料が異なることでしょう。
また水道光熱費は、季節変動します。
エアコンの使用や暖房機の使用等、季節により稼働する設備があるため、年間を通した把握が必要となります。
固定費でありながら季節変動し、把握が難しいいのが水道光熱費です。
水道光熱費は、家庭毎に異なるため、あなたが知らなければ誰も知りません。
年間における光熱費の使用量と料金は、家計を管理する上で、まず知ることが重要です。
水道光熱費の把握方法
以前は、月々の検針票や請求書等をもとに、1ヵ月ごと記録する必要がありましたが、今ではインターネットで把握できるケースが増えてきました。
インターネットを活用されてない方は、是非とも電気・ガス等の事業者ホームページを確認し、紹介サービス(無料)を活用されることをお勧めします。
紹介サービスがない場合は、従来通り手作業で管理する必要があります。
一人暮らしの年間水道光熱費<実例>
以下、一人暮らしである自身の年間光熱費を紹介します。
月毎のデーターもありますが、今回は過去4年分の年データーを紹介します。
【電気代】+【LPガス代】+【水道料金】=【水道光熱費】
【電気代】
年度 | 使用料(KWh) | 料金(円) |
2015 | 2825 | 86,889 |
2016 | 2940 | 87,504 |
2017 | 3212 | 98,987 |
2018 | 2879 | 91,459 |
【LPガス代】
年度 | 使用料(㎥) | 料金(円) |
2015 | 215.1 | 112,251 |
2016 | 236.0 | 112,421 |
2017 | 250.3 | 132,846 |
2018 | 201.4 | 117,711 |
【水道料金】
年度 | 使用料(㎥) | 料金(円) |
2015 | – | 24,882 |
2016 | – | 24,882 |
2017 | – | 24,882 |
2018 | – | 24,882 |
【水道光熱費】
年度 | 合計(円) | 月平均(円) |
2015 | 224,022 | 18,669 |
2016 | 224,807 | 18,734 |
2017 | 256,715 | 21,393 |
2018 | 234,052 | 19,504 |
まとめ
一人暮らしの1ヶ月あたりの水道光熱費は全国平均で約11,000円です。
私自身も一人暮らしなのですが、やはり北海道なので暖房代(LPガス代)が高いのでしょう。
全国平均との差は、月で約9,000円の違いがあります。
年間108,000円の違いは、10年間だと約100万円の違いになります。
把握を怠り、「およその金額」や「全国平均値等」を用いると、長期的な資金(アーリーリタイア資金・老後資金等)を算定した場合、大きな違いとなるケースが想定されます。
家計を管理するのであれば、水道光熱費は是非とも把握しておくべきものと考えます。
又、電気やガスの自由化に伴い供給事業者を変更する際、料金シミュレーション等は、年間の過去実績値を入れて行うことをお勧めします。
(請求書1枚、1ヵ月分を入力してシミュレーションするのは避けた方がいいでしょう)