11月11日は「独身の日」ネット通販に夢中にならず意中の人へ告白を

おひとりさま

2019年11月11日

中国では、「独身の日」と呼ばれる11日、インターネット通販各社による大規模な値引きセールが始まりました。日本企業の中には、この日に合わせて新商品を投入するところもあり、米中の貿易摩擦の影響で消費が伸び悩む中、取り引き額がどこまで増えるか、注目されています。

11月11日は、中国で独身を意味する数字の「1」が4つ並ぶことから、「独身の日」と呼ばれ、この日に合わせてネット通販各社が毎年大規模な値引きセールを行っています。

このうち、中国最大手のネット通販、アリババグループは、本社がある浙江省杭州でイベントを開きました。

会場では、現地時間の11日午前0時、日本時間の午前1時にセールが始まると、巨大な画面に取り引き額が表示され、開始からわずか1分36秒で、100億人民元、日本円でおよそ1500億円を突破したとアピールしていました。

「独身の日」は、中国で最もモノが売れる日として知られています。

日本企業の中には、この日に合わせて新商品を投入するところもあり、米中の貿易摩擦の影響で消費が伸び悩む中、取り引き額がどこまで増えるか、注目されています。

また、会場では、中国の消費者が選んだ輸入品の中で、日本の商品の人気が最も高いなどと紹介されていました。

アリババの担当者は、「日本を訪れる中国人旅行客の増加に伴い、日本の商品やサービスの質の高さが認められるようになった。日本ブランドが多く出店しているので、1位になることを期待している」と話していました。

出典:NHK NEWSWEB 中国「独身の日」ネット通販セール始まる

中国では、光棍節(こうこんせつ)として祝われる「独身の日」

光棍節とは、パートナーのいない人が集まり、恋人や結婚相手を探したり、意中の人へ贈り物をする日とされています。

光棍節は、中国の正式な祝日ではなく、1993年南京大学の学生が始めたとされています。

独身の日は、通称「W11」(タブルイレブン)とも呼ばれます。

「贈り物は何にしよう」

家にこもりネットショッピングする人が増えたのでしょう。

「独身の日」は、今や「ネット通販の日」と化しています。

中国で最もモノが売れる日

注目されるのは右肩上がりの取引額です。

中国通販大手のアリババは、

楽天の1年間の売上を、「独身の日」のたった1日で上回る

との報道もあります。

日本でもヤフーやソフトバンク等の企業が、11月11日を「いい買い物の日」としていますが、中国ほどの過熱ぶりは見られません。

 

「独身の日」のそもそもの目的は何か?

パートナーのいない人、日本で言う「お一人様」が集い、恋人や結婚相手を探す日であり、意中の人へ告白するのが目的です。

プレゼントはその為のアイテムに過ぎません。

もし、あなたに意中の人がいれば、これを機に告白してみては如何でしょう。