石川一人(筆名)

アーリーリタイア

今後急増するアーリーリタイア~現行の「65歳定年制」に懸念される理由

アーリーリタイアとは アーリーリタイア(早期退職)とは、定年を迎えることなく会社を辞めることです。 日本における定年年齢は65歳であり、65歳を前にして会社を辞めることと言えます。 これまでのアーリーリタイアは、 「会社員を早く辞めて自由な生活を送りたい」といった人生観のもと、主に40代~50代の中高齢サラリーマンが実現を図ってきました。 アーリーリタイアに定義はありませ...
独り言

今話題のモダンPCとは?働き方改革の先駆け日本マイクロソフトの提案

先日テレビのCMで、 仮に毎日PCを使うとして、起動の差だけで1日約47秒、1年で約4.7時間、10年で約47時間節約できるのに、どれも一緒だと言えるでしょうか。 これは、日本マイクロソフトの「モダンPC」のCMです。 10年間だと、起動時間だけで約2日も時間の節約ができるという驚きの内容です。 起動時間以外にアプリの起動も含めると、更に時間の節約となることでしょう。 モ...
かんぽ不正問題

金融庁検査始まる!かんぽ問題の実態解明なるか?一方で「金融検査マニュアル」年内廃止

2019年9月11日 かんぽ生命が保険商品を不適切に販売していた問題で、金融庁は11日朝からかんぽ生命と日本郵便の立ち入り検査を始めました。販売体制の実態や法令違反の契約がどの程度あるのか、詳しく調べる方針です。 かんぽ生命をめぐっては、古い契約から新しい契約に移る「乗り換え」の際に顧客が新たな保険に入れず、無保険の状態になるなどの不適切な保険の販売が多数、見つかりました。 金融...
独り言

後期高齢者の窓口負担を原則1割から2割へ!健保連が政府に提言するのはお門違い?

2019年9月9日 高齢化の進展に伴い、財政悪化が見込まれる医療保険制度を維持するため、健保連=健康保険組合連合会は、75歳以上の後期高齢者の病院などでの窓口負担を、今の原則1割から2割に引き上げることなどを求める提言をまとめました。 大企業の従業員らが加入する健康保険組合で作る健保連=健康保険組合連合会は、医療保険制度の見直しを求める提言をまとめました。 この中では、いわゆる「...
社会問題

事業者のセキュリティ対策だけでは悪用を防げないキャッシュレス決済!知ってますか「188」

2019年9月6日 キャッシュレス決済のポイント還元制度が来月始まるのを前に、経済産業省は、クレジットカード会社などの決済事業者を集めた会合を開き、セキュリティー対策を徹底するとともに、制度に参加する店舗の申請を急ぐよう求めました。 消費税率の引き上げに合わせて来月から始まるキャッシュレス決済のポイント還元制度では、中小の店舗でキャッシュレス決済で支払うと最大5%分がポイントなどで還元...
独り言

【トヨタ】冬のボーナスは社員の意欲や頑張りを評価!春闘~異例の継続協議~冬の賞与

2019年9月5日 「トヨタ賞与 優秀社員手厚く…最高評価なら 成果分1.5倍に」 出典:読売新聞(見出し) 今年の6月、課長級以上の管理職約9,800人の夏のボーナスを役職に応じて、平均で4~5%程減額されることが報道されたトヨタ自動車。 管理職の一時金削減に踏み切る背景には、業界の厳しい開発競争があり、自動運転などの開発にはグーグルやアップルといった異業種も参入しており、豊...
年金問題

【年金問題】現役世代の多くは現状を知らない!モデルケースの議論は机上の空論

50代で6割が知らない年金見込額(日銀調査) 今年3月に実施された日銀による「金融リテラシー調査」 18歳~79歳の2万5千人を対象に調査内容は多岐に渡ります。 マスコミ報道で注目されていたのは、 50代で公的年金の受給金額を認識していない人が62.6%もいることです。 知ったからと言って、ジタバタできる年代でもありませんが、50代であれば年金見込額の把握方法は簡単です。 ...
独り言

消費税は目的税、景気対策に使っていいのか?使途は法で定められている

2019年09月01日 消費税率10%への引き上げまであと1カ月。社会保障の充実を目指した増税で、年4.6兆円の新たな国民の負担が生まれる。政府はキャッシュレス決済時のポイント還元などで負担軽減を図り、景気に「十二分な対策」(安倍晋三首相)を講じたと強調する。ただ、米中対立をはじめ海外経済のリスクは増大。消費税増税が景気の下押し圧力になる不安は拭えない。 現行の8%から2%分の増税で見込ま...
独り言

就職氷河期に限定した求人認める!片やリストラは見殺しか?

2019年9月1日 いわゆる「就職氷河期」世代の正規雇用を増やすため、厚生労働省は企業が求人を出す際に年齢制限を設けることを禁じた法律の運用を緩和し、ハローワークに限ってこの世代に限定した求人を認めることになりました。 「就職氷河期」世代は、バブル崩壊後、新卒の就職が特に厳しかった時期に社会に出た30代半ばから40代半ばの人たちで、政府はことし6月この世代の正規雇用を3年間で30万人増...
かんぽ不正問題

【かんぽ】10月からの営業再開は時期尚早!経営側は問題の根深さを理解しているのか

2019年8月30日 日本郵政グループは、不適切な販売問題を受けて営業活動を自粛しているかんぽ生命の保険について、ことし10月1日から段階的に営業を再開することを明らかにしました。再開にあたっては、70歳以上の顧客には積極的に保険を勧めないなどの再発防止策をとるとしています。 日本郵政グループは、かんぽ生命の保険の販売で不適切な事例が多数見つかったことを受けて、保険の営業活動を自粛して...
8050問題

8050問題?88歳の母親の遺体を放置、無職53歳の息子を逮捕!

2019年8月29日 東京 板橋区のアパートで、88歳の母親とみられる遺体を放置したとして、53歳の息子が警視庁に逮捕されました。調べに対し「何も考えられなかった」と供述しているということです。 29日午前4時前、東京 板橋区大山西町のアパートに住む男から「自宅で母が亡くなった」と警視庁に110番通報がありました。 警察官が駆けつけたところ、寝室の布団の上で、88歳の母親とみられ...
独り言

【軽減税率】コンビニ・イートインが適用外、列車内で食べるワゴン販売は?

軽減税率とは、 低所得者対策の目的のもと一部の対象品目には標準税率(10%)から軽減した税率(8%)を適用することです。 一部の対象品目とは、 ・飲食料品:食品表示法に規定する食品(酒類を除く)一般に人の飲用又は食用に供するもの ・新聞:週2回以上発行されるもの(定期購読契約に基づくもの) 生活必需品であり贅沢品ではないものです。 ここでは見過ごしますが、やはり新聞は違和感...
年金問題

【年金財政検証】所得代替率50%は生活保護レベル!50%維持で安心してはいけない

5年に1度の年金における財政検証は今回で3回目になります。 今から15年前の2004年、時の小泉内閣でマクロ経済スライドの仕組みを導入し年金改革が行われました。 「100年安心」と言われた年金改革です。 経済変動や平均余命の伸び、人口変動に応じ、年金額の改定率を自動的に設定し、給付水準を調整するマクロ経済スライドを導入し、年金給付をゆるやかに削減し、保険料上限による収入の範囲で所...
かんぽ不正問題

【かんぽ不適切販売】極めて僅少で重大性の認識はなかった!法令違反軽視の経営陣は退陣せよ

2019.8.23 政府の郵政民営化委員会の岩田一政委員長は23日に開いた会合後の記者会見で、かんぽ生命保険の不適切販売問題について「現場からトップまで(情報が)伝わる仕組みが機能していないことが大きな問題だ」と述べ、日本郵政グループに企業統治体制の強化を求めた。 岩田氏は7月下旬、日本郵政がかんぽ生命株を売り出した4月時点で、かんぽ生命の経営陣が不正を把握していたと問題視した。これに...
退職

あなたは若手の「老害」になっていませんか?中高年サラリーマンの作法とは

日本では基本的に年上(目上)の人に対し、礼儀をもつ習慣があります。 宴会での座席にしても「上座」など、特にサラリーマンであれば礼儀に配慮されていることでしょう。 若手サラリーマンの中には、礼儀を弁えない者も増えています。 ここでは、ある仮定のもと中高年サラリーマンとしての作法を考えてみましょう。 あなたが筆頭幹事のもと、若手3人の幹事と「新年会」をすることになりました。 50...